酵素の重要性
          実践健康研究家&真健康案内人SIGEL

第2回 酵素を使い果たすと死んでしまう
 

  このように大切な働きをする酵素ですが、
  実は一生のうちで作られる酵素の量は限られています。
  この、限られた量の酵素を『潜在酵素」と呼ぶことは
  上記(1回目コラム)で説明しました。
  すると当然、消化酵素も代謝酵素も、
  この一定量の潜在酵素の範囲内でしか作られません。
  したがって、潜在酵素を消化酵素として大量に使ってしまうと、
  その分、代謝酵素に回される量が減ってしまうのです。
  当然、その働きの一つである免疫力も弱まってしまいます。
  酵素を節約すれば免疫力などの生命活動が活発になり、丈夫で長生きできます。
  したがって、健康と長生きのためには、潜在酵素を節約しなければなりません。
  しかし、寝ていても使われる代謝酵素を節約するわけにはいきません。
  では、どうすればいいのでしょうか?  

  答えは、消化酵素をなるべぐ使わないようにすればいいのです。
  それには、食品から酵素を取り入れることが有効です。
  もともと、自然の食品には、そのすべてに自らを分解する酵素が備わっています。
  これを「食物酵素」といいますが、この力を借りれば、
  体内の消化酵素を節約できるのです。
  ただし、酵素は熱に弱く、約50度前後で失活してしまいます。
  つまり、加工食品はもちろん、煮たり焼いたり、
  電子レンジで温めたりするだけでも酵素は失われてしまうのです。
  ですから、食物酵素をとるには、「生のもの」を食べる必要があります。

  生野菜・果物・生肉・生魚・漬物………など、
  生の食べ物をとる以外に、酵素を補給し、
  潜在酵素を節約する方法はないといっていいのです。
  だからといって、生肉をふだんよく食べているという人は少ないでしょうし、
  魚も刺し身ばかりを食べつづけるのは大変です。
  そうなると、食物酵素をとるために最も効果的なのは、
  果物、生野菜や生きた酵素を含む発酵食品を豊富に食べること、ということになります。


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