実践健康研究家SIGEL先生より 新年のご挨拶


 新年明けましておめでとうございます。
 日頃から健康に気をつけておられる皆様方は、元気一杯、
 新たな気持ちで2005年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 
 前号でご紹介しましたが、
 今は地球環境が大変化を起こす時期に差しかかっているようで、
 年末はインドネシアでの地震および津波が過去最大の大惨事をもたらしました。
 テレビ等で放映される悲惨な状況をみると、
 自然災害に対する人間の無力さをつくづく感じます。
 近代文明がはじまって約200年、特にこの50年くらい、
 資本主義の名の下に、大切な地球資源を浪費して、
 人間のやりたい放題やっていますが、
 そろそろ、「人間は大自然に生かされている小さな存在で、自然の中の一部である」
 ということを再認識する時期にきているのではないかと最近強く思います。
 宇宙の構造や自然界の摂理をみると、非常にシンプルで、
 全く同じ法則のもとに運行されている点に気付きます。
 そのシンプルな自然界の法則の一つに、
 「全体の中に一部があり、また一部が全体を現している」という法則があります。

 わかりにくいかもしれませんので、人間の体を例にあげて説明しましょう。
 例えば、手や足は人間のからだの一部です。
 西洋医学的な考え方からすると部品のようなイメージで捉えられています。
 しかし、それだけでは、事実を完全に言い表しているとは言えません。
 最近足裏健康法などが盛んになってきているため、

 皆さんご存知かと思いますが、
 足裏が体全体の縮小版のようになっており、
 足裏の中に全身の各部位に対応するツボがあります。
 つまり足は部分であって、しかも全身でもあります。
 手や、目、耳、鼻、口、各臓器なども全く同じです。
 遺伝子も同じで、60兆個と言われるすべての細胞の中に
 全身のすべての遺伝子情報が入っています。
 目がなぜ目になるかは、目の遺伝子情報のみスイッチオンになっていて、
 他のスイッチがオフになっているからです。
 鼻は、鼻の遺伝子情報のみオンになって他はオフになっています。
 しかし、情報としては、すべての細胞に、
 すべての遺伝子情報が入っているのです。
 “部分であって全体である”
 という表現が理解できたかと思います。

 2005年も昨年に引き続き、多くの地球規模の変化が予想されています。
 これから数年間は、自然環境も政治・経済も大きく動くでしょう。
 これから起こるであろう天変地異などの自然の変化に対して、
 無用な心配をしても時間の無駄です。
 どうせ人間は無力な小さな存在なので、どうしようもありません。
 でもあきらめて自暴自棄になる必要もありません。
 このような時代にあっても心豊かに活き活きと生きていく方法があります。
 
 我々人間は、大自然をコントロールすることはできませんが、
 この大宇宙の中の小さな一角に自分の意思だけで
 コントロールできるところがあります。
 実は、それが“自分自身”なのです。
 まずは、できることからはじめましょう。
 「自分自身をしっかりとコントロールする」ことが、
 最初のステップであり、我々にできる最大のことだと思います。
 自分自身の心と体を健康にして、
 自分の与えられた天命にそって真っ直ぐに生きてみませんか。
 まずは自分自身の考え方を変えることからはじめましょう。
 そうすると、考えを変える→行動がかわる→自分が変わる
 →家族が変わる→社会が変わる→日本が変わる→
 世界が変わる→地球全体が変わる→宇宙が変わるというように
 全体も変わってくるのではないかと思います。

 小さな健康の輪でも、それが真実で、
 宇宙や自然の法則に則したものであれば、
 自然と理解する人が増えてきて、
 いずれ大きなムーブメントになると確信しています。
 今年の目標は、まずは足元の自分自身の健康、家族の健康、
 それと会員の皆様の健康です。
 いつもお話しするのですが、
 偉大な業績を残した過去の聖人・君主も、実はあたり前のことを
 当たり前にきちんと継続してやり遂げただけです。
 継続して実践できるかどうかで大きな差がでます。
 頭で理解しても実践しなければ、全く無意味です。
 多くの情報源の中から、無理なく、
 継続して実践できるような具体的な方法を紹介しながら、
 皆様とともに真の健康の輪を広めて行きたいと思っております。
 皆様ご自身が、
 この会員になって本当によかったと死ぬときに思ってもらえるように
 スタッフ一同精一杯努力致しますので、
 一緒に真の健康とは何か、追求し実践していきましょう。
 本年もよろしくお願い致します。

 2005年1月吉日
 実践健康研究家 & 真健康案内人 SIGEL

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