『西條治療法』
    治療実績
  東西両医学研究所  代表 西條護


  約50センチメートル以内にある距離のものが一つに見えるものが、
 それ以上の距離となると、
 全て一つだったものが二つに見える複視という病気。
 自家用車に乗っては危険なのでダメと言われたけれども、
 実際乗ってみると、はるか前方から来る車は、
 全て二台揃ってやってきて、すぐ近くになってから一台になって見える。
 そして最も困ったのが、バックしながらの車庫入れ。
 何度も降りては、距離感覚を確かめながらの車庫入れ作業。
 約一年前から、一つのものが二つに見えるようになった為、
 色々な医療機関へ受診し、MRI、CTスキャンなどと、
 あらゆる検査をしても、異常はなく、メガネを作って、
 一つに見えるような特殊加工したメガネをするしかないという診断。
 東洋医学的治療をする箇所にも、色々と行っては試したが、
 これまた効果は全くなかったという。
  去る7月25日(日)、患者宅に午前中訪問した。
 話を聞くほど、複視という病気は深刻な症状のようである。
 それこそ、患者のみにしかわからない苦しみのようである。
 西條なりに、色々と調べてみたら、OOやOOなどが、
 脳幹に沈着しているところからきている症状ではなかろうか?
 という推察である
 (医師ではないので、診断行為は出来ない為、
 このような表現方法でお許し願いたい)。
 脳幹とは、脳の中でも最も奥にあり手術はたぶん出来ない箇所であると
 思われる。
 それこそ必殺仕事人ではないけれども、
 小さな針一本刺せば即死する箇所もある
 (心臓の動きを命令している中枢とか、
 吸う吐くという呼吸中枢などがある箇所)。
 その中に、眼の中にある、
 遠い近い距離を瞬間的にレンズを調節している命令センターが、
 延髄の上部あたりに、エジンガーウェストファール核という箇所がある。
 そして少し下方には、また動眼神経核がある。
 それらと延髄の中にある他の様々な神経核の正常な調和作用によって、
 眼に見えるものは、みなダブって(二つ)見えずに、
 一つに見えるようになっている。
 延髄の中にある、それらの異常ということであれば、
 一体それではどうやって治療をするのか・・・?

 西條は、今から約1、2年前に、
 世界でただ一つの手作りの小型の検査用器具を製作した。
 部品類は、殆ど東京は秋葉原の電気街へ行き、
 計測用のメーター機は、
 二つのうち一つは西條の希望する特別注文製であり、
 もう1つは通常のものを使用した。
 内部の基礎回路は、
 ドイツ国内では内科医師として最も有名な
 ドクターフォル博士考案の「デルマトロン」という計測機器を参考にし、
 あとは西條独自のアレンジで製作した。
 これを使用すると、従来の東洋医学で表現するところの
 経絡・経穴(ツボ)の場所とは全く関係のない箇所が、
 くっきりと浮き上がってくるのである。
 そして、その反応の出ている線上に、
 テレビコマーシャルで有名な「センネン灸」のようなものを使用して治療すると、
 従来の経絡・経穴に治療するよりも効果が高いということがわかってきた。
 ドクターフォルは、そのデルマトロンを使用して、
 治療方法は、ホメオパシー療法
 (一般的な医薬品を、数十万分の一から数百万分の一、時には数千万分
 の一位に希釈して注射をする)を実施している。
 そしてフォル博士は、
 従来の手足にある経絡・経穴以外に、新しい経絡・経穴を、たくさん発見している。
 そのフォル博士の診断学の正確さは、
 ドイツ国内一位と言われ、世界各地から、
 フォル博士のセミナーを受けに大勢の医師たちがやって来る。
 またフランスには、リヨン市に住む耳だけで診断し、
 耳だけに治療をして効果をあげているポール・ノジェ医師一派とする
 セミナーがあり、これまた世界各地から、大勢の医師たちがやってくる。
 ノジェ博士の高弟の一人、ブルディオール博士は、
 元パリ大学(医学部)で解剖の講師をやっていた人のようだが、
 名授業の為、終わるごとに、
 拍手が鳴り止まぬほどの名講義であったという。
 そのブルディオール博士が編纂したフランス語の「耳診医学」という
 日本語に翻訳された医学書を西條が手に入れ、
 その中には、耳には、発生学により、内胚葉、外胚葉、中胚葉の
 三つに区分され、それぞれ違った反応の仕方が出現するという。
 それではということで、西條は、自作の検出機器により、
 最も手軽で便利な手足の指、または上肢、下肢に限定して、
 これまで本当に多くの失敗を繰り返しながら、
 色々と調査を重ねてきて、
 つい最近から、思わぬ効果(まぐれと思いつつ)、
 得られた実例の1つを、今回紹介する次第である。

 眼の複視で困っていた患者宅での調査・そして治療をし、
 服薬してもらっている医薬品は、当然そのまま服薬してもらい、
 なおかつ市販の信頼できる健康食品なども数種類愛用してもらうことと、
 手と足に新しく見つけた、
 ある治療箇所に、毎日センネン灸をしてもらうことにより、
 それから27日目にして、
 突然朝起きたら、
 今まで前方及び左斜め前、そして右斜め前が、皆1つに見えたという。
 そして、それにおまけの症状も改善されたのである。
 目が悪くなった頃から、
 ご飯やうどん類を食べる時、
 ムセて喘息のような症状が出現して食べれず、
 よって、ほんの少量(それこそ赤ちゃんの離乳食用の量位が適量)
 づつを、本当に気をつけながらゆっくりと食べていた毎日だったのが、
 それがなんと、何の抵抗もなく、スーッと食べれたというのである。
 そして気にしながら増量して食べていったが、
 全く問題なく食べれたし、今日まで全く問題ないというのである。
 それは、今からちょうど3日前に、起きた嬉しい出来事だという。
 その日は、8月21日夕方、再び尋ねた患者であったが、
 65歳の嬉しい夫の言葉を当然のごとく聴いていた妻は、
 ことのほか、感謝の言葉を述べてくれた。
 「でも、まだ、たぶん半分位しか軽減されていないようなので、
 気を抜かず約半年間位は、注意しながら、継続の治療は続けて下さい」と、
 述べた。
 治療箇所も当然変化はしていたが、
 それらの神経核の核あたりだけは、まだ殆ど軽減されておらず、
 再発する確率は、まだまだあり、油断は出来ないのである。
 脳幹の延髄から、少しづつ悪いOOやOOが排出されてゆくにつれ、
 症状は軽減してゆくのは当然としても、
 目の複視という病気とノドの誤嚥性による食事困難の症状が同時に良くなるとは、
 正直私のほうが、ビックリしたほどである。
 一応、まぐれによる一症例効果として、
 読んで頂けたら幸いである。
 患者はいわく、「本日(8月21日のこと)、本来ならば、
 複視を矯正するメガネを作ってもらう約束をしていた日だったのが、
 それが良くなったので、お金が不要になって嬉しい」と、
 感謝の言葉も付け足して言われた。
 西條の患者を調べる方法や治療箇所の探し方などは、
 たぶん世界でたった一人の独自のやり方と思われるが、
 要は理論がどうでも、患者さんにとって結果が良くなればそれで良いと
 思っている。

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