久司先生講演会 感想


1980〜85年の5年間小生も米国駐在員時代、
仕事柄よくボストンを訪れましたが、
その頃から久司道夫先生が本格的に活躍されていらっしゃったのですね。

あれから20数年、
サラリーマンは企業戦士として自らの健康を省みず体を酷使して、
気が付けばストレスと過酷な生活環境下で、健康バランスを崩し
「自己責任」を課せられています。
他方では久司道夫先生のように食生活改善の理念に燃えて
素晴らしい世界を開拓されて着実な成果をあげてこられた方が
いらっしゃることを知って嬉しく思いました。

 小生の人生も半ばすぎにしてやっと『人生の達人』に
出会えたような気がいたします。
考えるところあって、定年退職を待たずして、
早期選択制定年退職を決心しました。
きっかけは、糖尿病予備軍からいつまでたっても脱し得ない
西洋医学の対症療法に根本的に疑問を感じたことにあります。
西洋医学には外科手術や伝染病予防など優れた点もありますが、
内科系の医者も外科医も、薬事療法に関しては、
まさに製薬メーカーの斥候的セールスプロモーター以外の何者でもない、
と断定できます。
検査にはじまり、未病か既病かに篩い分け、
病人のみをクライエントとして薬事療法の名のもとに投薬の
無限地獄の鎖につなぎとめる傾向が、
良い医者にも悪い医者にも基本基調となっています。

 SIGELさんのHPにも記されているごとく、
未病の状態は養生によって健康状態にもなりうる力を、
人間は基本的に持っていることが西洋医学系の医者は
ほとんど完全に無視していることが過去4年間の体験でよく分かりました。
人間に備わった自然治癒力・復元力は、
おそらく免疫力が大きく関与しています。
免疫力とは(特異的な遺伝子欠陥を除いて)
『健康な自己』と『非自己=非健康な自己』を識別して、
常に『非自己』を排除する力です。

 小生の関心は、この免疫力を正常に維持する方法を総合的に学び、
自らに実践し、未病を真健康に復元させることです。
その方法として現在注目し始めているのが、
鍼灸療法の自律神経免疫療法と食事療法Macrobiotec法です。

 早期退職は明らかに経済的デメリットがありますが、1年でも早く現職を離れ、
本当に自分の人生に悔いの無いテーマに着手したいと考え
6月末退職を決意しました。

このたびは久司道夫先生の講演会に参加でき、皆様にお会いでき光栄です。
世の中にはsympathyやempathyと言う現象がありますが、
何かを意識的に追求し始めると、
目前に菩薩さまのような存在が現れてくるものですね。
今後セミナー等参加させていただく予定なのでよろしくお願いします。




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